宮教大生にとって東日本大震災とは何か/311にあらためて向き合い、教師の役割を考える/5期目が70人登録でスタート(311ゼミナール)

 

「311ゼミナール」は、機構が発足して創設した学生主体に運営する自主ゼミです。1期目の2019年度と2期目の2020年度はそれぞれ35人、3期目の2021年度は1年生から4年生まで45人、4期目の2022年度は58人が登録し、コロナ禍の影響を受けながらも、オンライン活用も含めて週1度の「ゼミの時間」に活動を続けました。

5期目の2023年度は70人が登録(継続46人=2年生16人 3年生18人 4年生11人、院生1人、新規24人 =1年生21人 2年生1人、3年生1人、4年生1人)して、活動を始めました。

以下は第4期2022年度の活動の概要です。

4期目は、3期目から継続した❶防災教育のポイントを探る❷震災10年経過した被災地の実情を知る❸避難訓練の実態を調べる❹避難所運営の実情を調べる❺原発被災と教育の現状を調べる――の五つのテーマに分かれ、夏休みなどを利用して現地視察や調査を行いました。2023年2月には総括の活動報告会を開き、成果を発表しました。

 4期生、5期生は、震災時に小学生、幼稚園・保育園児だった世代です。宮城県沿岸部の小学校にいて津波避難を経験した学生、福島県出身で原発事故の影響を受けた学生もいます。被災地出身ではない、これまで震災と縁遠い暮らしを送っていた学生も多く、足元で起きた歴史的な出来事である「311」にもう一度きちんと向き合いと考えている学生が集まりました。

子どもたちのいのちを守る、自分と周りの人のいのちを守れる子どもを育てる教師を目指して、学生たちはあの日のこと、あの日から今日までのことを見つめなおし、将来のことを語り合っています。

ゼミについての問い合わせは、気軽に下記まで。

機構事務局 022-214-3296 311drr-life@grp.miyakyo-u.ac.jp

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