仙台市近郊の被災直後の様子を聴き取り/311ゼミ生が消防団活動を取材/名取市閖上も視察
311いのちを守る教育研修機構(防災教育研修機構)が運営する311ゼミナールの「被災地実情グループ」の学生15人は、震災の被災直後に仙台市近郊で活動した消防団員から、現地で聴き取り調査を行いました。
仙台市青葉消防団の中央分団に所属する畑冨美男・分団長、島田哲・副分団長ら4人とともに、若林区の荒浜地区から仙台東部道路近くの田運地帯を歩き、震災直後から捜索や遺体収容に当たった様子を聴き取りました。
本来、市中心部の担当である中央分団から震災翌日の3月12日に現場に駆け付けたという団員は、全面海とがれきになった惨状に呆然としたこと、生存者を探しつつ犠牲者の発見と収容に全力を尽くしたことなどを語り、大災害の厳しい現実をゼミ生に伝えました。将来教壇に立つゼミ生に対して「大都市仙台の近郊で起きた震災の出来事を教訓とともに伝える役割を担ってほしい」と呼びかけました。ゼミ生たちは消防団の役割を実地に確認し、地域防災の視点を共有しました。
被災地実情グループは、石巻市の牡鹿半島、旧雄勝町など被災地を訪れ、被災者や関係者から当時の様子を聴き取る活動を続けています。この日は名取市閖上も訪れ、自治会長を務める長沼俊幸さんから被災後の避難所や仮設住宅での暮らしの課題などを聴き取りました。



