311ゼミ生が能登半島地震の視察・支援活動を報告/災害と震災に向き合う決意を共有しました

311いのちを守る教育研修機構(防災教育研修機構)の「311ゼミナール」の活動として、3月に能登半島地震の視察・支援活動に参加したゼミ生が4月17日、学内のゼミの集まりで活動の成果を報告しました。

報告したのは、活動の参加した4年の一瀬辰之介さん、松川凛香さん、3年の高橋輝良々さん、2年の村上陽亮さん、後藤咲佳さん、小原梨紗さんの6人です。6人は311ゼミ担当の武田真一特任教授が引率し、3月18-21日の4日間、能登半島地震の被災地を視察し、避難所生活を送る被災者の支援活動や学校訪問などに取り組みました。穴水町、輪島市を中心に活動した成果は26ページの報告書にまとめてあります。

報告会では、一人一人がリレー形式で報告書の要点を紹介。「現地に行かなければ分からないことが多くあった。報道されない被害にも目を向けて発信することの大切さを感じた」「能登半島の復興にずっと関心を寄せて、必ずもう一度現地に行ってみたい」「皆さんも災害ボランティアに参加する機会があったら、ぜひ手を挙げてみてほしい」と集まった40人のゼミ仲間に呼び掛けました。

そして「311ゼミで活動していたからこそ、能登半島地震の被災を見つめる機会に恵まれた」「災害をわがこととして捉える感性を大切にして、311ゼミの活動の柱である足元の東日本大震災の出来事と教訓にしっかりと向き合う活動に継続して力を入れたい」とゼミ活動の意義を強調し、継続して活動に一層力を入れて取り組む決意を披露しました。

能登半島地震活動報告書