福島の現在と放射線について学ぶ/原発班が安積高校のオンライン授業に参加
311ゼミナール「原発事故被災と教育班(原発班)」は、学部2年生と1年生の8名で構成され、震災による原発事故に特化した本ゼミ唯一の班です。班長の小林萌花さんの母校・福島県立安積高校では、「放射線とは何かを知り、福島県の現状について把握すること。そして放射線の知識を土台として、現在の福島県の課題(廃炉、除染と除染土の処理、風評被害・偏見)を科学的・社会学的に分析し、自分の意見を持てるようになること」をねらいとした授業を毎年行っています。先日この授業に原発班の学部2年小林萌花さん、佐藤菜々香さん、学部1年の上杉彩葉さん、芳賀香苗さんの4名がオンラインで参加しました。授業者は安積高校で物理を教える千葉惇先生です。千葉先生は原子核物理がご専門であり、放射線への理解不足から福島への誤解や風評が広まり、生徒も「将来子どもを産めないのでは」などと影響を受けていることに衝撃を受け、科学的根拠に基づき放射線を学ぶ教育に取り組んでいらっしゃいます。今回の授業では、原発の現状や廃炉に向けての課題、除染土や処理水、風評などの問題について、科学的なデータ等を示しながら、受講生に終始考えさせる授業を展開していただきました。受講した4人にとっても『科学的に考える』こと、また、科学リテラシー(活用力)や情報リテラシーの重要性を強く胸に刻む授業となりました。将来教員を目指す学生として、学校教育の重要性を再認識することができました。


