東日本大震災と原発事故に伴う原子力災害/原発班が双葉町・南相馬市にて複合災害を学ぶ
9月29日(月) 未曽有の複合災害をテーマとして活動している311ゼミナール「原発事故被災と教育班(原発班)」が、被災地である福島県双葉町と南相馬市で調査活動を行いました。午前は双葉町を訪れ、東日本大震災・原子力災害伝承館で、地震と津波、そして原子力発電所事故の複合災害発災時の状況、原子力発電所事故直後の対応、広域的・長期的な避難、風評、除染、そして廃炉作業の進捗や復興に向けた力強い取組等々について、さまざまな資料や証言等を通して学ぶことができました。午後は南相馬市に場所を移し、震災時に南相馬市長として奔走した櫻井勝延氏にご講話を賜りました。櫻井氏は、被災した南相馬市の窮状等を国内テレビ番組やYouTubeにて積極的に訴え、米国タイム誌から2011年版の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。櫻井氏からは、原子力発電所事故後の刻一刻と変化する状況への対応について、物資不足、市民の市外への集団避難、群馬県や新潟県への県外避難、そして、避難解除等々、市民の命と南相馬市を守るための取組の具体を詳しくお話しいただきました。話の中で、全体の奉仕者である公務員としての使命と責任や、人と人とのネットワークの大切さなど、教員として、あるいは人間としての生き方についても示唆に富んだお話をいただき、学生たちにとって、生きていくうえで大切なものを深く考えるきっかけにもなりました。




